ドクター・ハウス 「Help Me」
日本では、FOXテレビのサイトから視聴できないから…。全編Canon 5d Mark II撮影されたドラマです。
以下ネタバレ感想
ドラマは夜のビルの崩壊現場が舞台だったので、短い撮影時間で狭いところに入り込むためにはデジイチは最高の選択だと思います。途中までは、ピントの合わなさが気になって(すぐピントがズレる)集中できなかった。浅いフォーカスのせいでドラマ自体が気ぜわしく薄っぺらいなと思っていた。しかし、ビルの地下で下敷きになった女性の救出のため、工事現場用のライトしか光源が無いなか、極々自然にみえる光でドラマが進むとどんどん引き込まれて行きました。
彼女の足を切断するしかない選択をするシーンで、主人公の顔がぎりぎり判別できる闇があって、さらに彼女をシルエットで映し出しながら、DOFを使う演出をしたのを見て心底驚きました。こんな映像表現見たことないです。光と影とDOFだけで芝居が出来ているのです。これはデジイチでしかできない。
ラストシーンのDOFは、レンズの選択というか映画やテレビドラマではありえない、照明の繊細さとミリ単位でピントを合わせるDOFを巧みに使って、それが心理描写まで行き届いていて、途方もなく驚きました。デジタル一眼レフカメラ動画で、ここまでの完成度が示されるとは…。ハリウッドの技術力探究心はすごいですね。もはやビデオやフィルムの代替品ではないことがわかりました。久々の心地よいショック。

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